臨床試験ではトルリシティと比較した試験でも有意なHbA1c低下を認めています。


リベルサスは、ノボが独自技術を使って分子量の大きいGLP-1の経口投与を可能にした製剤です。1日の最初の食事の前に服用し、その後30分は飲食ができないという制約があるものの、1日1回の経口投与という利便性に加え、オゼンピックの出荷調整もあって処方が広がりました。MDVのデータによると、同薬のGLP-1製剤市場での今年8月時点のシェアは処方患者数ベースで39%、金額ベースで24%に上っており、今後さらにその数値を高めていきそうです。


この記事ではセマグルチド(オゼンピック注とリベルサス錠)の違い、特徴、使用方法の注意点をまとめています。

GLP-1受容体作動薬というのは薬の種類名で、実際の薬物名でいきますと、院内では、ビクトーザ、トルリシティ、オゼンピック、リベルサスの採用があります。ビクトーザは毎日の在宅自己注射薬、トルリシティ、オゼンピックは週回の在宅自己注射薬、リベルサスは毎日の内服薬です。

販売を担当する田辺三菱製薬によると、23年度上半期(4~9月期)の売上高は31億円(4~6月期が9億円、7~9月期が23億円)に達しました。MDVのデータを見ても、オゼンピックやリベルサスに比べて立ち上がりが早いことがわかります。虎の門病院の門脇孝院長は6月に都内で講演した際、「(マンジャロは)肥満のある患者ではファーストチョイスで使われる局面もある」と話しており、経口血糖降下薬を使わずに最初から処方されるケースもありそうです。

↑は全て単剤の比較ですがリベルサスの14mg/dayは皮下注製剤に対して劣っていません。むしろ全体的に上回っている印象を受けます。

・胃カメラを撮る場合、当日はリベルサス休薬も一つの方法。高吸湿性のため、食道に薬が張り付いていることがある。

有害事象の発現割合は、リベルサス®3mg群、7mg群、14mg群でそれぞれ77.1%(101/131例)、80.3%(106/132例)、85.4%(111/130例)、デュラグルチド0.75mg群で81.5%(53/65例)であり、最も高頻度で報告された有害事象はすべての群で上咽頭炎であり、リベルサス®3mg群、7mg群、14mg群でそれぞれ26.0%(34/131例)、29.5%(39/132例)、30.0%(39/130例)、デュラグルチド0.75mg群で29.2%(19/65例)であった。
重篤な有害事象としてリベルサス®3mg群で9例11件(直腸腺癌、大腸ポリープ、帯状疱疹、虫垂炎、腹膜炎、急性心筋梗塞、心臓アブレーション、脊椎手術、糖尿病網膜症、突発性難聴、虚血性脳梗塞、各1件)、7mg群で4例5件(結腸直腸癌、大腸ポリープ、肺炎、ショック、大腿骨頚部骨折、各1件)、14mg群で7例8件(前立腺癌、大腸腺腫、胃腸の炎症、骨髄炎、蜂巣炎、肩回旋筋腱板症候群、狭心症、良性前立腺肥大症、各1件)が、デュラグルチド0.75mg群で1例2件(狭心症、第二度房室ブロック、各1件)が認められた。また、投与中止に至った有害事象としてリベルサス®3mg群で4例5件(悪心、便秘、高アミラーゼ血症、高リパーゼ血症、直腸腺癌、各1件)、7mg群で8例11件(食欲減退3件、慢性胃炎、悪心、消化不良、腹痛、体重減少、前立腺特異性抗原増加、肝機能異常、高血圧、各1件)、14mg群で8例10件(体重減少2件、胃食道逆流性疾患、胃腸障害、腹部不快感、腹部膨満、慢性胃炎、嘔吐、味覚異常、食欲減退、各1件)が、デュラグルチド0.75mg群で2例2件(下痢、食欲減退、各1件)が認められた。
本試験では死亡例は報告されなかった。

「2型糖尿病」を適応症とする、世界初の経口GLP-1受容体作動薬である「リベルサス ..

HbA1cのベースラインから投与後26週までの変化量のリベルサス®3mg群、7mg群、14mg群とデュラグルチド0.75mg群のETDはそれぞれ0.4%(95%CI[0.1;0.7]、p=0.0026*)、–0.1%(95%CI[–0.4;0.1]、p=0.2710*)、–0.4%(95%CI[–0.7;–0.2]、p=0.0006*)であり、デュラグルチド0.75mg群と比較してリベルサス®14mg群で有意に低下した。また、リベルサス®7mg群とデュラグルチド0.75mg群に有意差はなかった。一方、リベルサス®3mg群の変化量はデュラグルチド0.75mg群と比較して有意に小さかった。
ベースラインのHbA1cは、リベルサス®3mg群、7mg群、14mg群でそれぞれ8.2%、8.3%、8.4%、デュラグルチド0.75mg群で8.4%であった。投与後26週までのHbA1c変化量はリベルサス®3mg群、7mg群、14mg群でそれぞれ–1.1%、–1.7%、–2.0%、デュラグルチド0.75mg群で–1.5%であった。

体重の減少効果に関しては、対象となるSGLT2阻害薬もこの体重減少効果を前面に出している薬だけあって、リベルサス®は非劣性となっています。(ただし、日本におけるエンパグリフロジンの維持量は10㎎です。)この体重減量効果も、52週間に渡って維持されていることも確認されています。

PIONEER 10:デュラグルチドとの比較検討試験 | 臨床成績

投与後26週にHbA1c目標値(7.0%未満)を達成した患者の割合は、リベルサス®14mg群でデュラグルチド0.75mg群と比較して有意に高かった(p=0.0154*)。リベルサス®7mg群とデュラグルチド0.75mg群の間には有意差はなかった(p=0.4515*)。一方、リベルサス®3mg群は、デュラグルチド0.75mg群と比較して有意に低かった(p=0.0003*)。

空腹時血糖値のベースラインから投与後26週のリベルサス®3mg群、7mg群、14mg群とデュラグルチド0.75mg群のETDはそれぞれ12.2mg/dL(95%CI[4.5;19.9]、p=0.0019*)、–2.4mg/dL(95%CI[–10.2;5.3]、p=0.5398*)、–10.5mg/dL(95%CI[–18.1;–2.9]、p=0.0070*)であり、デュラグルチド0.75mg群と比較してリベルサス®14mg群で有意に低下した。また、リベルサス®7mg群とデュラグルチド0.75mg群に有意差はなかった。一方、リベルサス®3mg群の変化量は、デュラグルチド0.75mg群と比較して有意に小さかった。
ベースラインの空腹時血糖値は、リベルサス®3mg群、7mg群、14mg群でそれぞれ161.9mg/dL、165.3mg/dL、168.5mg/dL、デュラグルチド0.75mg群で171.1mg/dLであった。投与後26週までの空腹時血糖値の変化量はリベルサス®3mg群、7mg群、14mg群でそれぞれ–24.7mg/dL、–39.3mg/dL、–47.4mg/dL、デュラグルチド0.75mg群で–36.9mg/dLであった。


注目の経口セマグルチドの強さを知る 糖尿病薬との比較試験 総まとめ

体重のベースラインから投与後26週までの変化量は、デュラグルチド0.75mg群と比較してリベルサス®7mg群及び14mg群で有意に低下し(それぞれp=0.0023*、p<0.0001*)、3mg群では有意差はなかった(p=0.2632*)。

糖尿病の薬(GLP-1/GIP受容体作動薬)~管理薬剤師.com

そこに割って入ってきたのが、同じセマグルチドを有効成分とする注射剤のオゼンピックと経口剤のリベルサスです。オゼンピックは発売1年後から一気に患者数を増やしましたが、製造委託先のGMP上の問題で22年から出荷を調整・停止し、一時的に低迷。代わって台頭したのがリベルサスで、今年6月には処方患者数トップに躍り出ました。オゼンピックも、薬価未収載だった複数回使用可能な2mg製剤を急遽発売したことで勢いを取り戻したようです。

糖尿病治療薬の進化は止まらない!〜インスリンとGLP-1受容体作動薬

しかし、内服薬のリベルサスは、胃で吸収されやすくするために、下図のごとく飲み方に注意が必要です。

GLP-1受容体作動薬の効果を超えるマンジャロという薬剤について

・トルリシティ皮下注→リベルサス内服へ切り替え(1名)の例。7mg/日を服用後、体重減少が見られた。脂肪は減少するが、筋肉量はほぼ変わりない。食行動が良くなったとのこと。

1週間に1回注射:ビデュリオン®、トルリシティ®、オゼンピック® ..

世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬であるリベルサス®錠の処方を開始する際の説明のポイントや服用されている方をどのようにフォローしているか、また消化器症状を […]

リベルサス錠7mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬、リベルサス®錠の誕生により、2型糖尿病治療における選択肢の幅が広がりました。日本人の2型糖尿病がある方を対象に、DPP […]

GLP-1ダイエットの違いは?注射と飲み薬はどっちが痩せるの?

SNACはリベルサスの胃での吸収を促進し、また、pHを上昇させることで胃酸や消化酵素による分解からリベルサスを保護します。

このページでは、GLP-1薬の特徴や種類、注射薬と飲み薬の減量効果やそれぞれのメリットとデメリットなどを比較して紹介します。 ..

次の試験は、海外でのデータではありますが、メトホルミンを90日以上使用している血糖コントロール不良患者に対して、エンパグリフロジン(ジャディアンス®)25㎎とリベルサス®14㎎を比較した試験です。

[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..

横浜市立大学附属病院の研究グループから報告された18個の質の高い臨床研究をまとめて解析した論文によると、マンジャロの最大容量である15 mgを使用すると、HbA1cは2.83%、体重は9.46 kg減少したと報告されています。これは、GLP-1受容体作動薬の中で最も効果が高いとされるオゼンピック(セマグルチド)の最大容量である1 mgでのHbA1c 2.30%、体重 4.39 kg減少を上回っています。さらに、内服のGLP-1受容体作動薬であるリベルサス(セマグルチド)の最大容量である14 mgでのHbA1c 1.60%、体重 2.62 kg減少をも上回っています。()

☆比較量はあくまでも目安であり、個人により反応性は異なる ..

GLP-1製剤は胃排泄遅延と食欲抑制による体重効果が知られており、特にオゼンピックはその効果が高いことから、経口薬のリベルサスでも同様の効果が得られるか注目されています。

リベルサスとは?ダイエット効果・飲み方・副作用・安全性について

リベルサスの国際共同研究はPIONEER試験シリーズとして、偽薬との比較(PIONNER 1)、SGLT-2阻害薬との比較(PIONEER 2)、注射タイプのGLP-1製剤との比較(PIONEER 4)などPIONNER 10まで発表されています。

結局GLP1ダイエットって危険なの?③(糖尿病患者に関する研究編)

マンジャロの副作用は、GLP-1受容体作動薬と同様、吐き気・嘔吐・下痢・便秘などの消化器症状が比較的多く報告されています。トルリシティと比較すると副作用は多いものの、GLP-1受容体作動薬の中で最も効果が高いとされるオゼンピックとは副作用の差がないと報告されています。

GLP-1治療薬は、注射以外に経口薬のリベルサスがあります。 注射薬のサクセンダと作用機序は同様ですが、効果はサクセンダのほうが強いです。

日本人のデータとしてはPIONEER 9(2)(経口薬1剤もしくは食事療法で治療中の2型糖尿病患者さんを対象とした、リベルサス3mg, 7mg, 14mgとビクトーザ0.9㎎ の比較試験)とPIONEER 10(3)(経口薬1剤もしくは食事療法で治療中の2型糖尿病患者さんを対象とした、リベルサス 3mg, 7mg, 14mg とトルリシティ 0.75㎎/週の比較試験)があります。

【糖尿病#1】薬の選び方3パターン!効果がなかったら次の手は?

▽「ビクトーザ」(ノボノルディスクファーマ)▽「トルリシティ」(日本イーライリリー)▽「オゼンピック」(ノボ)▽「リベルサス」(ノボ)▽「マンジャロ」(リリー)――のGLP-1製剤5製品の処方患者数を見ると、20年5月まではトルリシティとビクトーザの2剤が市場を分け合う構図で、全体の6割をトルリシティが占めていました。

リベルサスは効果は高いものの、初期に嘔気が辛かったり、起床時に ..

どちらの試験でも経口薬のリベルサスの方が注射薬であるビクトーザやトルリシティよりも高い体重減少効果が得られていました。

リベルサスはGLP-1ダイエットの中で唯一の飲み薬です。

こちらは日本人2型糖尿病患者さんを対象にリベルサスとプラセボ(偽薬)、ビクトーザの単剤での効果を比較しているPIONEER 9試験のデータ(2)になります。