高齢者における睡眠障害の要因を図 1 に示した. 高齢者では,心疾患,慢性肺疾患 ..
日中活動すると適度な疲労感が得られ、入眠を促しやすくなります。加えて、睡眠リズムが確立され、体内時計が整うメリットもあります。つまり、朝に目覚めやすく、夜には自然な眠気が訪れます。
活動量を増やすために具体的に意識すべきことは、夕方から夜(就寝の3時間くらい前)に散歩やウォーキングなどの軽い運動をすることです。運動により一時的に体温が上がり、その後寝るまでに下がるため、徐々に入眠が促せます。
その他にも適度な運動はストレス解消となり、夜間の不安感や焦燥感の軽減になるため、中途覚醒の改善効果も期待できるでしょう。
ただし、夜遅くの激しい運動は逆効果になるため、日中適切なタイミングで運動することがポイントです。
[PDF] 高齢者における睡眠障害と認知機能および睡眠改善技術
高齢者の睡眠トラブルの原因を知って、しっかりぐっすり眠ることができるように対策を立てましょう!
高齢者の不眠の特徴について詳しく解説しました。加齢とともに睡眠状態やホルモンバランスなどが変化し、不眠傾向になります。そして、高齢者層(60歳以上)の「約30%」が何らかの不眠症状に悩まされていることもわかりました。
しかし、高齢者不眠は日々のセルフケアで発症予防できる余地があります。この記事でも高齢者不眠の特徴に合わせた具体的な予防法について詳しく解説したので、ぜひご活用ください。
また、より専門的な治療を受けたいなら、まずは医療機関に相談してみると良いでしょう。
高齢者の睡眠障害(上) なぜ寝つき悪い? メラトニン低下でリズム乱れ 物音や尿意で覚醒.
高齢者が眠れない原因には、寝床で過ごす時間(床上時間)が長いこともあります。眠気がないうちから寝床に入ると寝付きが悪くなり、うとうとしている時間が増えて睡眠の満足度が下がってしまうのです。
厚生労働省の「」では、高齢者の床上時間が長くなる傾向があることが指摘されています。さらに、床上時間が必要以上に長いと、寿命を縮めるリスクが増えることも示されました。
メラトニンは光と密接に関係しています。高齢の方は、メラトニンを分泌する力が落ちてしまいます。ですが、日中にしっかりと光を浴びることで、健康な高齢者よりもメラトニンの分泌量が大きく増加されていることが示されています。
これらを踏まえ、本ガイドでは、ライフステージごと(成人、こども、高齢者)に睡眠に ..
このメラトニンの分泌は年を重ねるごとに減少してしまうことがわかっており、高齢者はメラトニンの減少によりなかなか寝付けなかったり眠りが浅くなったりしてしまいます。
日中の活動量が少なくなってしまうことも、高齢者が眠れない原因になります。睡眠の役割は、日中に活動した脳や体を休ませ、疲労を回復することです。そのため、日中の活動量と運動の強度は、眠りの必要量と質に影響します。加齢に伴って日中の活動量が少なくなると、あまり疲れが溜まりません。すると、若い頃よりも短い睡眠で回復できるので、結果的に睡眠時間も短くなってしまうのです。
CiRA、新型コロナワクチンのブースター接種が高齢者の免疫応答に与える影響を解明.
高齢者が眠れない原因として、心理的なストレスも挙げられるでしょう。睡眠は、自律神経の働きと深い関係があります。自律神経には、緊張しているときに優位になる交感神経と、リラックスしているときに優位になる副交感神経があります。
通常、昼のあいだは交感神経が優位に働いていて、夜に向けて副交感神経が優位になっていくことで、スムーズに睡眠に入ることができるのです。ところが、ストレスがあると交感神経が刺激されてしまい、夜になっても緊張状態を解くことができません。
その他にも、高齢者は不眠症をはじめとするさまざまな睡眠障害が起こりやすい傾向にあります。
特集 高齢者の睡眠―基礎から臨床まで― オレキシンと睡眠障害,認知症の関連について アデノシンと睡眠 メラトニン ..
眠気を感じてから寝床に着く習慣をつけましょう。
眠たくないのに寝る習慣ができると、中途覚醒や早朝覚醒の原因になるからです。
特に定年後の高齢者は「起きていてもすることがないから」という理由で、早めに就寝する傾向にあります。結果として、中途覚醒が何度も繰り返され熟睡感が得られず、日中の疲労感や集中力の低下の原因になります。
また、生活リズムが乱れるため、適当な時間に入眠できなくなります。睡眠リズムが乱れると、活動と休息のバランスが崩れるため、心身への負担は計り知れません。
そこで、寝起きにカフェイン(コーヒーや紅茶など)を摂取して覚醒を促したり、朝日を浴びてメラトニン(入眠を促すホルモン)の分泌を抑えたりして、メリハリのある生活リズムに調整していくと良いでしょう。
眠りを促す働きがあるメラトニンの分泌量が加齢にともなって減少することも関係しています。 【参考記事】 不眠症. 症状の種類と特徴について。
不眠症におけるカウンセリング治療は、患者とカウンセラーが対話を通じて心理的な要因や睡眠習慣、ストレスなどに焦点を当てるアプローチのことです。
カウンセリングでは、睡眠に関する思いを聴取しながら不安を共有し、それらに対する新しい認識や対処法を見つけます。
また、リラクセーション技法や睡眠環境の改善策もあり、症状の軽減や睡眠の質の向上が期待できるでしょう。
代表的なカウンセリングに「認知行動療法」があります。認知行動療法とは、普段から持っている考え方のクセや習慣を見直し、物事に対する別の見方を補う治療法のことです。睡眠薬の減薬に有効な治療として推奨されています。
不眠症には心身のバランスが影響することが多いため、薬物治療に加えて、カウンセリングが行えると総合的な治療効果が期待できます。
認知症予防やエイジング対策に期待?『メラトニン』の分泌を促そう
高齢者が眠れない原因のひとつに、睡眠の質の低下が挙げられます。睡眠は、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠を交互に繰り返しており、ノンレム睡眠が多いほど睡眠の質が高まります。
メラトニンは睡眠だけでなく、様々な身体の機能に影響を与えています。ここでは精神科医が、メラトニン ..
高齢者が眠れない原因には、睡眠ホルモンの分泌量が減少することも関係しています。睡眠をコントロールしているのは、体内時計を調節するメラトニンというホルモンです。人の体は、夜になるとメラトニンの分泌量が増え、自然に眠気を感じるようにできています。
Mishima K et al (2001) J Clin Endocrinol Metab
なお、高齢者に多い睡眠障害としては不眠症のほかにも、睡眠時無呼吸症候群、レストレスレッグス(むずむず脚)症候群、周期性四肢運動障害、レム睡眠行動障害といったものがあります。
メラトニンの低下やノンレム睡眠の減少など眠れなくなる一番の理由は、脳で分泌される睡眠 ..
なお、メラトニンの分泌量は、子どもの頃にピークを迎え、その後は減少し続けます。高齢者はメラトニンの分泌量がとても少ないため、体内時計を調節する力が弱くなり、夜になっても「なかなか寝付けない」「眠りが浅い」といった症状につながるのです。
メラトニン | 看護師の用語辞典 | 看護roo![カンゴルー]
漢方は身体のバランスを整え、睡眠の質を改善する目的で用いられます。ただし、漢方薬には薬剤のような直接的に睡眠を促す効果はないため、即効性は期待できません。
不眠症に用いられる代表的な漢方薬は、以下のとおりです。
(めらとにん)とは、脳の松果体で合成されるホルモンである。睡眠 ..
病気の症状や、その治療薬の副作用が、高齢者が眠れない原因となっていることもあります。
睡眠を妨げる病気の症状としては、高血圧による交感神経への刺激、心臓病による胸苦しさ、呼吸器疾患による咳、腎臓病や前立腺肥大症による頻尿などが主なものです。
また、睡眠時無呼吸症候群やレストレスレッグス(むずむず脚)症候群といった、不眠症とは別の睡眠障害が眠りを妨げることもあります。さらに、うつ病や認知症によって不眠症状が表れることもあります。
第6回 睡眠障害のメカニズムについて(サーカディアンリズムなど)
不眠で悩んでいる高齢者に光を日中に照射すると、健康な高齢者以上にメラトニンが分泌されることが報告されています。
メラトニン(Melatonin)は睡眠や覚醒のリズムを調節する ..
高齢者が眠れない原因のひとつに、「細切れ睡眠(夜間頻尿)」があります。細切れ睡眠とは、寝ているあいだに尿意を感じ、夜間に1回以上起きてしまう症状です。加齢に伴って表れることが多く、60歳以上では約8割の人が細切れ睡眠に悩んでいるとされています。トイレのために何度も起きる必要があるため眠りが分断され、睡眠時間の不足と睡眠の質の低下につながります。
メラトニンとは何ですか? | 名古屋市瑞穂区の心療内科・精神科
睡眠衛生の改善で不眠症の改善効果がない、もしくは重度不眠症で薬剤治療が必要と医師が判断したら、薬物療法の適応となります。
一般的に用いられる不眠症改善薬は、以下の表をご覧ください。
2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。 ..
このようにメラトニンが減少してしまうので、年をとると眠りが浅くなってしまうのです。メラトニンを増やすことは子供ではあまり意味がありませんが、高齢者の方では効果が期待できるのです。
Attenburrow ME et al (1996) Psychopharmacology
通常、睡眠中に尿意を感じなくて済んでいるのは、日中よりも作られる尿量が少なく、膀胱がゆるんで多くの尿を蓄えられるようになっているからです。
しかし、高齢者の場合は元々眠りが浅く、中途覚醒しやすい状態になっています。そのため、脳が膀胱内の尿を感知してしまい、尿意を感じると考えられています。なお、高齢者は膀胱や尿道の筋力も低下していることが多く、目覚めた場合でも尿を抑えられず、トイレに間に合わないといったことも珍しくありません。
メラトニンは直接的に睡眠作用を持つほか、概日リズム(体内時計)に深く ..
高齢の世代になると病気の発症が増えること、そして、生活の変化に対する不安が、眠りに影響することが考えられています。