COBRA コミック 全11巻完結セット (ジャンプコミックスデラックス)
こうした性格の主人公は、特に当時の少年漫画ではかなり珍しい部類でした。しかもコブラの場合、容姿との兼ね合いもまた特徴的です。こうしたキャラクターの場合、二枚目やイケメンでもおかしくありませんが、コブラの見た目だけを語るならばずばり「三枚目」。たれ目で団子鼻という見た目は愛嬌こそ感じますが、ハンサムとは言い難い容姿です。
コブラ 1 (ジャンプコミックス) | 寺沢 武一 |本 | 通販 | Amazon
本作の主人公は、作品名と同名のコブラ。フルネームは不明で、本名なのか偽名なのかも分かりません。左腕に銃(サイコガン)を仕込み、見事なプロポーションを持つ相棒「アーマロイド・レディ」と共に、宇宙船「タートル号」を駆り様々なお宝を華麗に奪います。
特に連載第一話目のコブラは、自ら記憶を消して社会に埋没しているため、うだつの上がらないサラリーマンに他なりません。
コブラ 1(ジャンプコミックス) [新書] · コブラ 2 [新書]
バトル漫画の多くは、正義や倫理を重んじて、悪側の敵と戦う作品がほとんど。そんな時代の中、漫画「コブラ」は宇宙海賊を主人公に据え、法律を歯牙にもかけないアウトローを描くSFアドベンチャーとして発進しました。
こうしたいくつかのギャップと、ここ一番では決める振る舞いが、コブラという人物を魅力的に引き立てます。そしてお宝を狙う一方で、決して欲深いわけではなく、困難への挑戦を楽しんでいる面が大きい模様です。例えば、相棒のレディを助けるために向かった「カゲロウ山」の山頂にはニ十トンもの金塊があったのに、コブラは全く目もくれずに下山しています。
【コミックセット】コブラ 全18巻セット (少年ジャンプ・コミックス) □ 寺沢武一 ..
漫画「コブラ」の連載は、1978年に「週刊少年ジャンプ」で始まりました。当時の週刊少年ジャンプは、「キン肉マン」や「ドーベルマン刑事」などの人気漫画が活躍。また後続で「Dr.スランプ」「キャプテン翼」「キャッツ・アイ」なども登場し、大きな盛り上がりを見せます。
どれだけ嘆いても、時は戻りません。そして、作者が去った後でも、作品は残り続けます。個人として失ったものの大きさを痛感していますが、ひとりのライターとしてすべきことは、寺沢氏の名作とその足跡をこれからも伝えること。その想いから、寺沢氏の代表作である「コブラ」の魅力や特徴などを、今回改めて紹介します。
『コブラ』(1978年45号〜1984年48号)の掲載順グラフ、各話タイトルなどのデータを公開中!
いわゆる「正義の人」からはほど遠く、強いて言えば劇画系漫画に近い主人公像と言えるでしょう。そんなコブラを、敢えて少年漫画の主人公に据えた寺沢氏の先見の明は、コミックの発行部数5,000万部超え(全世界累計)という大成功をもって正しく証明されました。
筆者もいちファンとして、各作品……特に「コブラ」を愛読し、のめり込んできた読者のひとりです。脳腫瘍といった大病で筆を置く時期もありましたが、そのたびに寺沢氏は必ず舞い戻り、素晴らしい作品を提供し続けてくれました。
コブラ 10 (ジャンプコミックスデラックス) | noses
寺沢氏の漫画家歴は長く、1978年には「コブラ」で初連載を獲得。「週刊少年ジャンプ」でも掲載が1984年まで続き、以降も「スーパージャンプ」など複数の媒体で「コブラ」を描き続けました。
COBRA (こぶらざすぺーすぱいれーと)とは【ピクシブ百科事典】
また、「BLACK KNIGHT バット」、「鴉天狗カブト」、「ゴクウ」、「武 TAKERU」、「GUNDRAGON」など様々な作品を生み出しながら、代表作とも言える「コブラ」の執筆も定期的に続け、2019年には「COBRA OVER THE RAINBOW」の連載を開始。長き生涯にわたり、熱意と意欲を持って漫画執筆を続けた作家でした。
左腕にサイコガンを持つ不死身の宇宙海賊コブラが活躍するSFアクション不朽の傑作! ..
名作「コブラ」を通して、寺沢武一氏の素晴らしい手腕を振り返ります。
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「カゲロウ山」登りは、曰くありげな面子&コブラによる、様々な思いを交錯させた危険な登山行を教訓めいた筆致で描く。続いて久々登場の宿敵クリスタル・ボーイに否応なくテンションが上がる「六人の勇士」は、暗黒神アーリマンや光明神アフラ・マズダ(実は前巻の表紙に出てきていた)等、ゾロアスター教の神話をモチーフにしつつ、明らかに孫悟空がモデルのゴクウなんてキャラまで現れ、神話・伝承を下敷きにしている点が興味深い。後に寺沢先生は「ゴクウ」というマンガを手がけているが、やはり孫悟空をモデルにしている一点を除き、こっちのゴクウとは一切関係がない。巻末コメントは女優・城戸真亜子。